こんにちは!
ブログまで訪問ありがとうございます!!
ここは主にコミティアで活動中の二人組小説サークル、
Love&ShineのShineこと、水瀬輝(みなせひかる)のブログです。
イベントの参加情報や、新刊既刊案内を主に載せています。
たまにブログ上で小説を上げることもありますが、基本イベント参加で小説を発表してます。
通販も始めまして、お試し読みページも作ってますので、
良ければのぞいてみていってくださいませ。
ツイッター実はやってます(笑) @virtuoso0505
出没率低めですが、こっちよりは多いかと(笑)
今までの創作ジャンルは
『タイムスリップ時代もの』『悩める高校生』『異世界トリップ』『ファンタジー』『ドタバタ学園コメディ』『不良』『片想い』『中高生向けヤングアダルト』
などなど。
書きたいものに飛びついて書いた結果です。
すべて基本はコメディ、ハッピーエンドですので気軽にお手に取っていただけると……!!
プロ目指してますので、感想、ご指摘などいただけるととてもうれしいです!!
最近出版社に投稿しているのは小学校高学年から中高生向けの児童書のジャンルで、
逆にコミティアでは違うタイプを書くことが多いかも。
落っこちたのを改稿してコミティアに出すこともありますので、
徐々に児童書が増えるかもしれません。
こんな感じの自分ですが、今後ともよろしくお願いします!!!
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『タイムスリップ時代もの』『悩める高校生』『異世界トリップ』『ファンタジー』『ドタバタ学園コメディ』『不良』『片想い』『中高生向けヤングアダルト』
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書きたいものに飛びついて書いた結果です。
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プロ目指してますので、感想、ご指摘などいただけるととてもうれしいです!!
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逆にコミティアでは違うタイプを書くことが多いかも。
落っこちたのを改稿してコミティアに出すこともありますので、
徐々に児童書が増えるかもしれません。
こんな感じの自分ですが、今後ともよろしくお願いします!!!
2009年10月28日
なんだこれ。
なんだこれ、と、思わずブログに書きます。
次回コミティアに出す予定の『情の行方~始動~』が、予定外なところで終わりました。
終え、ちゃった・・・・・・?
あれ、なんだこれ。
いや、喜ばしいことですけど、
おかしい。
もうちょっと先の展開まで書いて第一部になる予定だったのですが、
これだと、三部作にならない・・・・・・・。
四部? でも四だと縁起悪い気もします。
でも、四って隙間のない唯一の数字だそうですよ。漢字。
でも、でもって・・・・・・。
むーん。とりあえず、これから推敲に移ります。
2009年10月27日
いやし。
癒しです。
わたしにとって癒しとは、相肩のブログのようです。
最近体調が悪くてパソコンもろくに開けない状態だったのですが、
相肩のブログ見て癒されました。
なんか、日常感がいいです。
ああ、わたしがひっでぇ状態の時も(何)、
時間は流れているんだなあーと、思いました。
わたしは人にそんなブログは与えられないもようです……。
えー、なんか、眠りが浅くて、妙な夢ばかり見ます。
しかも長いの。眠ってる間ずっと見てるんじゃないかというぐらい長いの。
おかげで体調ガタ崩れでした。
まあ、前からなんですけどここんとこひどくて。
波があるんですけどね。
今日は何とか睡眠五時間ぐらいですけど、久しぶりにぱっと目が覚めました。
あ、そんな体調ガタ崩れでもバイトはちゃんと行ってましたよ。
若干ぼんやりしてましたけど。
バイトしたほうが、脳が活性化するのか体調が良くなります。
で、今日はバイトも休みですし早く目も覚めたので、
滞ってた色々を消化せねばなりません。大忙しです。
休みの方が忙しいってなんだろう。
でも大抵そんなもん。
2009年10月18日
はぷにんぐ。
バイト先のレジが壊れました。
二台あるのですが、その内の一台のレシートが出てこなくなってしまったのです。
16時半頃でしょうか。
ぴーぴーエラー音は鳴りますし、お客さん待たせてしまうし・・・・・・。
しかも一番忙しい夕方に重なり・・・・・・。
ずっとバタバタしてました。
結局部品交換、修理になり、業者さんが来て直ったのは夜七時ごろ。
その日のうちに直ったということで、よかったとすべきでしょうか。
レジ一台になると、忙しいのだか暇なのだかわからなくなります。
基本、一台のレジに二人つきます。ひとりがレジを打って、ひとりが袋に入れます。
もちろん、お客様に検索頼まれたり、電話がかかってきたりして、常にその限りではありませんが。
まあ、つまりは二人いれば間に合います。
今日、カウンターにいたのは三人でした。店内には店長が商品の店出ししていました。
レジ二台が使えるならば、2対1になったりして、会計が回ります。
しかし、一台しか使えません。
ひとり余ります。
けれどお客さんは並びます。
ブックカバーを頼まれたりすれば助っ人しましたが、基本あまります。
もう一台のレジは使えません。
故障はしょうがないのですが、お客様に対してメチャクチャ罪悪感・・・・・・。
書店くじのはんこ押しの仕事があったので、やることはあったのですが・・・・・・。
罪悪感・・・・・・。
レジを受け持った人は会計をさばくのに大忙し、けれど余った人は(主にわたし・・・・・・)
はんこは押さなきゃいけないけど、基本暇な時にやってネ的な仕事。
・・・・・・罪悪感。無意味にバイト仲間にも。
まあ、直ってよかったっす。
しかし、ハプニングは終わりませんでした。
基本わたしは自転車でバイト先まで行っています。三十分弱の道のり。
今日は朝の九時半から入って六時に上がりだったのですが、
今書いている小説の資料を探して、七時過ぎまでうろうろしていました。
だからレジが直ったことも知っているのですが。
探して、立ち読みして、ピンポイントに欲しい資料は中々ないなあと思いながら、
さすがにそろそろ帰るかと自転車までもどってみると、
後輪がパンクしてました。
のおおおおおお!?
朝、普通に店までこれたのですよ。
何事も無かったのですよ。
でも、ペタンこでした。
気づかぬうちにガラスでも轢いてたんですかねえ・・・・・・。
携帯を持たないボクは、店までもどって事務所の電話を借りて、親に連絡しました。
迎えに来てもらって、自転車ごと車に乗せてもらいました。
帰りにそのまま閉店間際の自転車屋さんに駆け込みました。
どの道そろそろ限界ですねー、とりあえずパンクだけ修理しますよ。
まあ、四年目ですから、確かに。
表面つるつるで、タイヤの骨、スポーク(?)というそうですが、そこも何本か折れていて。
これからも乗るつもりなら、時間のある時に一緒にかえちゃった方がいいですよ。
一本折れるとどんどん折れますから。
・・・・・・はあ、そうですか。
さすがにこれ以上終業時間を延ばしてしまうのは申し訳ない上に、
お金もかかるので、とりあえずしばらくはもつということで、
パンク修理だけで帰ってきました。
思えばこの三年と半年・・・・・・。随分荒い乗り方しましたからね。
常に全力疾走(遅刻寸前とかでなくても無駄に)のわたしに付き合い、
特に高校、二年、三年?
何度か押し倒し、引きずり回し、蹴っ飛ばしたりもしましたからね・・・・・・。
・・・・・・乗り方以前の問題じゃねーか。
まあ、そんな苦楽をともにしてきた盟友ですよ(それにしては扱いひどい)。
パンク二度目ですが。(その時は割れた空き瓶を轢いた上に、そのことに驚いて歩道の車止めに乗り上げた。あ、そういえばこっちは前輪か)
これからも長くお付き合いいただく予定ですので、タイヤ交換になるのでしょうか・・・・・・。
金が・・・・・・(盟友とか言いつつ)。
その前に、随分と前に壊れてそのままになっているベルを直さないといけないんですけどね。
なんか、その辺の条例とかよく知りませんが、引っかかってそうで怖い。
な、何とか両手で頑張れば鳴るんだよ!!(←意味ありません)
えーと、何の話でしたっけ?
ああ、ハプニングは続くなあという、お話でした。
・・・・・・ベルはその、高三のときの何度目かの押し倒しで折れたんですけどね。
2009年10月16日
名古屋造形大学芸術祭
行ってきましたー!!
名古屋造形大学芸術祭です。
10月10、11、12と開催されていて、わたしは11、12、といってきました。
友人がそこのマンガコースに通っているのです。
一人暮らしの彼女の所に二泊三日の予定でしたが、最終日最後に花火が上がるということで、
急遽もう一泊してきました。
やー、さすが造形大学だけあって各屋台も趣向を凝らしたものが多く、
とても面白かったです。
木材で本当に小屋を作ってますからね。壁の絵もかなりハイクオリティです。
竹を組んだり、友人のクラスは壁に宣伝のマンガが描かれていました。
売っている物も面白くて、友人のクラスなんか、「たこせん」なるものを売っていました。
「たこやきせんべい」です。たこ焼きをえびせんではさんだ食べ物です。
「たません」という、目玉焼き(?)をはさんだ食べ物がメジャーにあるそうですが、
他のところとかぶったとかいう話で、たこ焼きを挟んだ「たこせん」になったそうです。
たこ焼きの中にもちを入れたやつとか、溶かしたチーズをたこ焼きに被せたのとか、
バリエーションもあって、これがまた美味しかったです。
他にはアイスてんぷらとか、伊勢うどんとか。
唐揚げとかピザとかあげパンとかタピオカジュースとか。
はっ、食べ物以外ではポストカードとか多かったです。
さすがです。
たくさん買い込んできてしまいました。どれも素敵なんだもの。
他に多かったのは古着とか、手作りのアクセ系ですかね。
展示も色々やっていましたが、絵本部というのがあって、素敵なお話がありました。
今すぐにでも子供たちに読んであげられる、むしろ読んであげたい作品も。
すごいなあと感心しっぱなしでした。
すごいなあと思ったのはそこにいる人たちのパワーでもあります。
あと、人の良さというか何というか。
部外者のわたしを、友人の友人ということで、難なく受け入れてくれる、気軽さ。
なんだか、あの中へとわたしもトリップしてしまったような錯覚を覚えました。
や、錯覚なんですけど。
楽しかったなあ。
ていうか、部外者なのに、たこせん、いくつもただでもらってしまった・・・・・・。
ほんとすみません。でもって、ありがとうございました!!(や、多分ここをみる可能性低いけど・・・・・・)
展示や屋台だけでなく、屋外ステージもありました。
ステージももちろん手作り。
そこでクイズ大会があったり、バンドの演奏があったり、ダンス部の発表があったり、
なべかまコンテストがあったり・・・・・・。
えーと、なべかまはまたあとで語るとして、バンドを見てて思ったこと。
みんな、自己プロデュース力が素晴らしいなあと。
作り上げている、作り上げようとしているところが。
バンドだけじゃないんですけど、こう、一つのものにのめりこんでやっているというのがわかる感じで。
でも実際、これだけじゃない人のほうが多いんですよね。
だって大学生ですから。
ぱって切り替えて目の前のことのみに熱中する集中力があるんでしょうか。
そこがすごいなあと思います。
なべかまコンテスト、否、「なべかま商社採用試験」とは、
名古屋造形大学芸術祭で毎年ある、まあ、所謂男装女装コンテストだそうで。
なかなか、壮絶でした。あらゆる意味で。
優勝した男子は本当にかわいい人で、優勝した女子は、ものすっごい釣り人のおっさんに扮していました。
本気でおっさんにしか見えなかった・・・・・・。
店番と重なった友人の代わりに、写真をいっぱいとってきました。
友人のクラスの子が何人も出ていたので、そのこたちもいっぱい。
あれだけはしゃげるってうらやましーなーと思ったり。
や、自分もかなりはしゃぎましたが。
う~ん。すごく楽しい学祭でした!!
友人のクラスはグッズ賞をとりました。一年ですごい。
たこせん、たませんに勝ちたり。
締めの二千発の花火は、近くで上げたのでド迫力。
こんな輝きの瞬間に居合わすことができて、とてもいい経験になりました。
誘ってくれた友人に感謝です。
・・・・・・ここまで書くのに、一体何日かかったのか。
自分の遅筆さには呆れますが、感動に浸っていたともいえます(笑)。
2009年10月15日
お知らせ。コミティア90。
11月15日に東京ビッグサイト西1ホールにてあります、
オリジナルオンリー創作イベント、コミティア90のスペースが取れました!!
サークル名:Love&Shine
スペースNo.:む02a
です!!
今回は無事スペースが取れたので、Love&Shineで参加することができます。
新刊も出しますので是非来られる方はお立ち寄りください。
また近くなりましたら新刊、既刊案内をお知らせします。
2009年10月10日
学祭。
名古屋の大学へ行っている友人の学祭に、遊びに行ってきます。
今日からやってるそうですが、わたしのバイトの都合上、今日泊りがけで明日明後日と。
ぶっちゃけ相肩以外の友人の家に泊まりに行くのは小学校以来なのでちょっぴり緊張してます。
まあ、向こうは一人暮らしなのですが。
とりあえず、高校時代に貸していたマンガの新刊手土産に、行ってきます。
わたしも借りていたマンガの新刊を読ませてもらおうと思ってます。(何)
造形大なので、なんだか色々ありそうで楽しそうです。
友人は軽音でライブもやるとのことで。
ではまた連休明けに、学祭の報告したいと思います。
大学という場所にドキドキ・・・・・・。
2009年10月05日
「コイ。」完結。
えー、完結。ということで一つ反省会というか、解説というか。
とりあえず、完結ですという報告です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
コメントくださった方々も本当にありがとうございます。
最初は、なんか恋について語りたいなあと、
身の程も知らずに書き出したのですが、
結果的に【その1】となった初めの記事を書いている途中で、
自分のことを語りたいと主張し始めたキャラがいまして。
その子の話になりました。
まさか大人になるまで書かなきゃならなくなるとは思っていませんでしたが。
思わぬ伏兵の、【その2】の語り手が、ストーリーに深みを与えてくれたような気がします。
【その1-5~8】
としてしまったのは、なんだかもう、反則技な気がしましたが、
全て同じ場所での出来事の上、題名を『桜の下で』としたかったので、
一つ一つが短いし(ブログとしてはそうでもないですが・・・・・・)、
一気に書き上げたので、一つにまとめてしまいました。
この話は、叶わぬ恋で友情と恋愛の間を悶々とする人物と、
その叶わぬ恋に身を焦がす人物に恋をしてしまった人物の、
叶わぬ初恋についてのお話です。
初恋ですって。
あれまあ。(←オバハン)
結局物凄くハッピーエンドでしたけれどね。
多分手紙を受け取った後輩は、殴りに行くと思います。子供と連れ合いと一緒に。
で、鍋でも囲んでくれるんじゃないでしょうか。
ところで、
さすがに気づかれているとは思いますが、
このシリーズ、個人情報はほとんど明かしてません。
名前、性別。最後の方でなんとか高校生だったということがわかるくらい。
ぶっちゃけそんなもん些細な問題で、いっそリンクしてることすら気付かれなくても問題はなく、
そういう外見的立場は関係なしに、どこかしらの一文にでも共感納得いただける内容になっていたらと思って書いてました。
成功しているでしょうか。
それでもさすがにわかりにくくなってしまっているので、
高校生だということも明かされていますし、
ここで時間軸と【その1】と【その2】の関係だけ少し解説したいと思います。
わかりやすいようにリンクも貼っておきます。
【コイ。】 題名:『土ぼこりの中に』
時間軸的にも一番古い、語り手が高校一年の入学当初の話です。
【コイ。その2】 題名:『校舎の影で』
明言されてはいませんが、泣いている『あの人』が【その1】の語り手です。
時間はかなり経っていて、【その1】の語り手が高校三年の秋口です。
【その2】の語り手は高校一年で、【その1】の語り手の部活の後輩になります。
余談ですが【その2】の語り手は、中学時代に『あの人』を知って、追いかけて高校に入りました。
【コイ。その1-2】 題名:『教室の片隅の』
時間は戻って、語り手が高校一年の秋辺りですかね。
季節が二度移ったといっているので。
【コイ。その2-2】 題名:『桜の下へ』
前の回の秋口から、冬を経て、二月の終わりぐらいでしょうか。
色々ゆれましたが、決意する語り手です。
これからこの【コイ。】のシリーズをどう展開させようか悩んだ末、
ちゃんとストーリーとして語り手たちを成長させようと決めた回でもあります。
故にちょっと急展開になり、長くなってしまいました。
本当はその間のエピソードもあるのですが、わたしの技量不足で描ききれませんでした。
しかも書くにはまた登場人物が増えてしまいそうだったので。
【コイ。その1-3】 題名:『夢の中は』
今後の展開のための伏線の回です。
なんだかシリーズの中で異色な気がするのは、動作の描写が多いからですかね。
時間軸としては、前の回から、次までの間ならいつとも取れるのですが、
涙が止まらないといっているので、おそらく【コイ。その2】と同じ時期だと思います。
相手を想い続けて二年半、そろそろ限界が来ました。
【コイ。その1-4】 題名:『信号を見つめて』
これまた急展開な話ですが、高校生としては当然ぶち当たる『進路』でケンカした語り手です。
時間軸は高校三年の冬、おそらく冬休み明けでしょう。
彼らの通う学校は、大学まである私立校なので、内部入試で大学にいけます。
けれど、語り手の想い人は就職の道を選びました。
それを後から知ることになったために、ケンカしました。
まあ、そんな裏設定はどうでもいいんですけれどね。
とにかく、時間の流れによって状況の変化は訪れる、という話です。
『信号を見つめて』いるのは、目の前の交差点を渡りたくないからです。
【コイ。その2-3】 題名:『花びらの散る中』
【その1】の語り手の卒業式当日の話。
『あの人を』『桜の下へ』と呼び出して告白です。
どうやって告白するのかは前の回で書いたので、本当は書く予定はなかったのですが、
そのまま【その1】で最後まで書くのはなんかなーと思い、インターバルです。
でもこのシリーズで一番言いたかったことが書けました。
【コイ。その1-5~8】 題名:『桜の下で』
前述の通り、反則技・・・・・・。題名は【その2-2】と対応させています。
卒業式当日です。それまで約二ヶ月間、ケンカをしていた二人。
お前らどんだけ子供、というか青春してんだという突っ込みは置いときまして。
後輩に言われたことは、結局このときにはわかりませんでした。
でも、仲直りしなければこのまま完全に離れてしまうことには気付きます。
仲直りとかお前らどんだけ青春(以下略)。
仲直りはしましたが、二人の恋は叶うことなく、親友のまま、先輩後輩のままに終わりました。
【コイ。その1-9】 題名:『満月の下の手紙にて』
終わったのですが、後日談です。いや、終わったからこそかもしれませんが。
時間がかなり経ちました。おそらくご想像よりもかなり時間が経っていると思います。
具体的な数字は書きませんが、数年ではないことは言っておきます。
前に述べたとおり、子供がいてもおかしくない年齢にはなっています。
夢で見て当時を思い出し、後輩に手紙を書く語り手です。
最初の二行以外は、全て後輩宛の手紙の内容になります。
語り手のかつての想い人である親友が、ものすごく謎のままで終わってますが、わざとです。
深くは語られてませんが、二人とも、想いを受け止めるだけの余裕が、
長い時間のあいだに生まれたのは確かでしょう。
と、こんなところでしょうか。
蛇足な気がしますが、わかりにくかったところは整理したつもりです。
わかりにくかったところがあること自体もうどうしよう修行して来いって感じですが。
いえ、まあ、修行中の身です。
しかし、改めてみてみると、時間軸が行ったり来たりしていて、本当にわかりにくいですね・・・・・・。
この話、実は大まかなあらすじだけはできていた小説の主要人物の、
モノローグを展開させたものです。
書き始めたきっかけは前述の通りですが。
そのため、自分の中の設定として、名前性別容姿など、本当は決まっています。
ですが、あえて明かさなかったからこそ【コイ。】シリーズは一つの作品として、完成できたのだと思います。
とはいえ、これは、小説ではないです。
今更ですが、小説ではないです。
いつか必ずこの【コイ。】シリーズをベースに、小説を完成させたいと思います。
まあ、これが一つの作品だというのは、変わりませんけれど。
というわけで、ほぼ自分の中の整理のための、解説でした!!(←おい)
2009年10月04日
コイ。その1-9
夢を見た。
懐かしい、高校の卒業式の夢だった。
桜の下で背を向けた君は、今ごろどうしているだろう。
あれからかなりの時間が経った。
あの時告げられた言葉は、ようやく理解できるようになった。
時間を経たからわかるようになったともいえる。
伴侶と呼べる存在を得たのも大きい。
今はもう、あのころを思い出しても苦しくなることはない。
逆に心があったかくなる。
多少の痛みは伴うけれど、支えてくれる人を得た。
あのころ自分が怖かったのは、相手に距離を置かれることだった。
特別で、特別すぎて手が出せなかった。
なまじ親友として隣を許されたためにその温もりに甘えていた。
――の、だと思う。
君には予感があったのだろうか。
あのまま自分が止まったままだと、恋心そのものを否定する可能性があると。
当時もゆれたけれど、その後も何度もあった。
けれど完全に否定せずにこれたのは、君の言葉があったから。
今でも相手とは親友のまま。
あのころの想いはずいぶんたってから告げたけれど。
その時はすでにお互い恋人がいて、傍から見ればかなりおかしな光景だっただろう。
だけど自分たちにとっては大切な、大きなひとつの区切りだった。
変わったこともある。でもそれは、時間という流れが解決してくれた。
確かに君が言った通りだった。
自分の抱いた想いはいつまでも消えることはなくて、
それは伴侶を得ても変わらず。
夢で見た胸に点る明かりは、消えることはなかった。
自分でも呆れるほど長い間、相手を想い続けていた。
でも、一つだけあのころの君に言っていいだろうか。
時間をかけなければわからないこともあるんだと。
自分は、馬鹿だから。ずいぶん時間がかかった。
君があの時すでに気づいていたことは、いい歳してから知った。
しかも、君に教えられたというのに別の人にも教えられてね。
それがまあ、伴侶なんだけれど。
君にはだいぶひどいことをしたと思う。
本当に、あのころの自分をよく見て、見守ってくれていて。
それなのに、自分は何も返せなかった。
後悔で胸を痛めるのは、あのころ相手に想いを告げなかったことより、
そっちの方が多いくらいだ。
あのころ想像していた未来とは、だいぶ違った。
あのころは未来も闇だったから。
叶わぬ恋は、やはり叶わぬ恋だった。
だけれど得たものも大きかった。いろんな感情を知った。
人の心は不変ではない。大きくゆれうごき、変化する。
それは良い面も悪い面もあって、変化するからこそ人は生きていけるのだろう。
でも、過去は変わらない。事実は変わらない。
積み重ねられたものは変わらない。
それが、支えになるんだね。
君に出会えてよかった。
幸せですか? 幸せだったら殴りに来て。
題名:『満月の下の手紙にて』
2009年10月03日
コイ。その1-5~8
【1-5】
喧嘩をしたまま、卒業式を迎えた。
相手が声をかけてきても、自分は返事をしなかった。
次第に相手も呆れたのか、声をかけてこなくなった。
それでも目で追ってしまうのが、なんとも情けなかった。
相手は他の友人に囲まれて、笑っている。
どうしようもない嫉妬に焦がれた。
このまま終わってしまうのか。
頭によぎる。
だが自分はどうすればいい。
想いの差を、どううめればいい。
どう整理すればいい。
あきらめる?
このまま、なかったことにして。
叶わないことは初めから、わかっていたというのに。
【1-6】
――歩いて欲しいんです。自分は。
後輩に呼び出されて告げられた。
怒涛のように告げられた言葉は、心の中に波のように押し入ってきたけれど、
それは、後輩の心の強さを見ただけだった。
絶対叶わない恋。
だから、親友でいようと思った。
そうすれば、ずっと一緒にいられると思ったから。
でも違った。親友でも、相手の傍にはいられない。
ならどんな肩書きなら、相手のそばにいられるのか。
いや、そんな問題ではないことはわかっている。
それならばどんな問題なのか、自分にはわからなかった。
【1-7】
人の心はころころ変わる。
出会ったとき、過ごした時間。
自分は覚悟して、相手の親友という立場をつらぬこうと思った。
この恋情を抱いているからこそ、この立場でいようと思った。
けれど、今はぐらぐらとゆれている。
だって、
――好きなのだ。
どうしようもなく。
伝えられたら何かが変わるのか。
変わってしまうのは、確実だろう。
恋をなめていたしっぺ返しか。
後輩の強さをうらやましく思う。
【1-8】
――たとえ何があっても、自分さえ否定しなければ、
――自分が恋をしていた事実は、消えることはない。
後輩が告げた言葉を思い返してはっとした。
自分は否定しなかったか。それは一番したくなかったことだというのに。
自分は三年間想い続けた相手を探した。
ぼんやりと別の桜の木を見上げる相手を見つけた。
目に入った瞬間に胸が詰まる。
変わる。それぞれ身を置く環境が変わる。
相手のせいではない。それが否応なく訪れるのは、生きているからだ。
このまま離れて、自分はどうなるというのだろう。
相手が自分に気付いた。目が合って、向こうが苦笑を浮かべた。
その顔を見て、謝らなければならないと思った。
あの苦笑はそうだ。もうお互いいい加減にしよう、そういう顔だ。
ダイッキライなんてうそだと、声を大にして叫びたい。
涙がこぼれた。あわてる。あわてる自分を見て、相手が笑った。
だめだ、自分はこの笑顔を放したくない。
けれど自分が想いを告げれば相手は困る。困って、きっと離れていく。
それは物理的な距離ではなく心の距離。
それではダメだと、後輩はきっと怒るだろう。
でも、それが自分という人間なのだ。
立ち止まっているかもしれない。
つらいよ、つらいけど、幸福なんだ。
胸に光るこの灯火を、消したくはない。
ごめんね。
こんな自分を想ってくれてありがとう。
題名:『桜の下で』
2009年10月03日
コイ。その2-3
自分の言ったことを、あの人はちゃんと理解してくれただろうか。
歩いて欲しいんです。自分は。
そのまま立ち止まっていたらつらいだけなんです。
自分も、この時間が止まればいいって、思ったことがある。
けれど、時間は止まらないって思い知ったから。
あなたも本当は知っているでしょう。
時間は止まらない。ずっと同じ状況であるはずがない。
それは、人の心も一緒だ。
叶わない恋を叶えるために、自分は告げるのではないのです。
叶わない恋を、なかった事にしたくないから告げるのです。
この一年間、いや、あの人の傍に行きたいと願ってから数えれば、約二年。
この胸に抱いた想いは、いつまでもこの胸にある。
それはもうそれだけで、自分の財産なのだ。
知ってください。気づいてください。
たとえ何があっても、自分さえ否定しなければ、
自分が恋をしていた事実は、消えることはないのだと。
だから前に進んでください。ほら、もう、青に変わります。
題名:『花びらの散る中』
2009年10月02日
コイ。その1-4
卒業を目前に控えた冬。
自分は出会ったとき以来の大喧嘩を、相手としてしまった。
こういうとき、自分と相手の気持ちは同じではないのだと思い知る。
わかっていたはずなのに、ちっとも心で対処できなかった。
もっと先だと思っていた。
わかれ道。
勝手に思い込んでいたのは自分のミス。
だけど、何で話してくれなかったのか。
それは、恋人でなくったって親友だって、話してくれるところではないのか。
頭の中が真っ白になって、自分は相手に向かって、理不尽なことを言い募った。
相手は少し顔をしかめて、でも自分を怒りもせずに、溜息をついただけだった。
悔しくて悔しくて、自分は相手にとってなんなのだろうと、もうわけがわからなくなった。
ダイッキライ。
思ってもいないことを口にする。どんな子供かと自己嫌悪に陥った。
まだ傍にいられると思っていた。
けれど、相手はいつの間にか自分の道をしっかり歩き出していて、
自分は、何もできなくて、取り残された気分になる。
特別だと思ってた。意味が違っても、特別だと思ってた。
だから、傍にいれば大丈夫だと思っていた。
なのに、傍にいられなくなる。そのことを、相手はなんとも思っていないことを知った。
友情と恋情は、こんなにも違うものだっただろうか。
頭ではわかっていたことなのに、わかっていて相手の傍にいることを決めたのに。
ゆらぐ、ゆらぐ。足元がゆらぐ。
三年間想い続けて、報われないことは覚悟の上だった。
そもそも、報われる気はなかった。最初から、かなわぬ相手とわかっていた。
だけど、想いは募るばかりで。それは自分でもコントロールできない域まで達していて。
本当は、応援しなきゃならない、その道。
いや、応援してる。本当は。
けど、離れたくない。離れたくないのだ。
だって、
離れたら、
相手も、自分も、
お互いのこと、忘れてしまうかもしれない。
それだけは、嫌なのだ。絶対に、嫌なのだ。
不安で不安で。そう、夢のように未来が真っ暗。
かなわぬ相手に恋をして、きづかれていないか、騙していないか、
ずっと気にしてきたけれど、一緒に過ごした時間はすごく幸せだった。
あの夢は、ちょっとした予知だったのかもしれない。
だけど、否応なく終わる。相手が、終わらせるのだ。
自分には、何もできないまま。
題名:『信号を見つめて』
2009年10月01日
江戸。
週刊江戸、
という雑誌が、デアゴスティーニから、静岡と広島で先行発売しています。
静岡と広島は県民に保守的な考えの人が多いらしく、
よく先行発売の対象になるそうですね。ここで売れれば他でも売れる、みたいな。
パラパラとバイト中めくってみましたが、これが中々面白い。
当時の流行の小袖から、時間の数え方など基本ポイントまで。
買おうかと思っています。
今SF時代小説(何)を書いているわたしとしては、
物凄く資料に役立ちそうです。
ところで、
今書いている、SF時代小説は一応江戸時代という設定ですが、
実はまだ、詳しい年代と、場所が決まっていません。
・・・・・・中期から後期くらいかなあとは思ってるんですが。
どの藩かは謎のままです。ふつーに江戸かなとも思うのですが。
まあ、ぶっちゃけどこでも構わないから決まってないんですけどね。
いっそ決めない方がいいかなあと思ってるんです。
時代考証とか、とんでもないことになっちゃいますし。
まあ、SFって時点で時代考証なんて関係ないですけど。
幽霊っぽいあやかしっぽい、タイムトラベラーの男がでてくるんですが、
家康君とお友達とか言ってますから。
ほんとかどうかわかりませんが。
鼻歌で「そばかす」歌ったり。
鼻歌なのでホントに「そばかす」かわかりませんが。
多分「pray」も歌ってんじゃないかな。鼻歌で。
両方ともズレてますけど。明治じゃないし宇宙人はさすがに出てきません。妖怪は出てきますが。
養父母を殺されて仇討のため浪人の扮装をして旅をする少女『鈴納(すずな)』と
それに同行する、恨みを持つものにしか姿の見えない、タイムスリッパー『とき』
鈴納の抱く恨みが晴らされるまでの道のりで、だんだんと明かされていく謎。
しだいに築かれていくときとの関係。
それらを描いた『情の行方』です。
三部構成で、第一部は十一月のコミティアで同人誌発行予定。
ただ今猛執筆中・・・・・・。
んー、週刊江戸に、何かネタ落ちてないかなーと、探しています。