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今までの創作ジャンルは
タイムスリップ時代もの』『悩める高校生』『異世界トリップ』『ファンタジー』『ドタバタ学園コメディ』『不良』『片想い』『中高生向けヤングアダルト
などなど。
書きたいものに飛びついて書いた結果です。
すべて基本はコメディ、ハッピーエンドですので気軽にお手に取っていただけると……!!

プロ目指してますので、感想、ご指摘などいただけるととてもうれしいです!!

最近出版社に投稿しているのは小学校高学年から中高生向けの児童書のジャンルで、
逆にコミティアでは違うタイプを書くことが多いかも。
落っこちたのを改稿してコミティアに出すこともありますので、
徐々に児童書が増えるかもしれません。

こんな感じの自分ですが、今後ともよろしくお願いします!!!



2009年08月10日

きらっきらした瞳を。

きらっきらした瞳を。





さてさて、先日行われた、
夏休み親子おはなしランチ会の、
ご報告をさせていただきます。


途中、無情な妨害を受け(笑)、へこたれましたが、
何とか、おそばせながら投稿させていただきたいと思います。


すでに父上とみにまむさんが記事投稿してくださってますので、
よろしければそちらもあわせてごらんください。





・・・・・・まず初めに、
何故この企画が立ち上がったのかを説明しなければなりませんね。



とはいえ、この企画が立ち上がった瞬間を、わたしは知りません。
前に何か店で出来ないだろうかと言ったわたしの言葉を覚えていたようで、
どういう話の流れか、父上がみにまむさんに話し「やろう」と言ってくださったので、
始まりました。
あ、本当に十周年企画だったんですね(今更)。


読み聞かせはわたしにとって完全な趣味です。
正直なところ、子供たちのためにというか自分がやりたいだけ。
子供たちが実際どう思っているかわからないけれど、
自分は楽しいのでやる、みたいな・・・・・・。


それなのに本当にやっても良いのかと、始めは乗り気ではありませんでした。
「やる意味」がわからなかったのです。
自分がやりたいだけで他人を巻き込むのは、そもそも不誠実です。


けれどさすがはみにまむさん。
一回目の打ち合わせの際に「やる意味」を尋ねたわたしに、
理路整然と答えてくださいました。
感情論ではなく、現実的に、論理的に、
「やる」ことで子供たちに何をしてあげられるのかを説明してくださいました。
そうやって教えてもらってようやく、わたしは「意味」を、芽生えさせることが出来たのです。



そんなわたしの目標は、
「子供たちと一緒に楽しむ」でした。
絵本も自分が読んで面白いと思うものを、これならみんな楽しめるだろうかと、
バイト先の本屋の児童書コーナーで、うろちょろしながら選んできました。

母親視点のものはそれこそみにまむさんがプロですし、
わたしはわたしの出来ることだけをやろうと思ったのです。
そのため、参加者の募集から何から、
その他のことはほとんど任せきりになってしまいましたが・・・・・・。



noraさんも加わり、二回目の打ち合わせでは、
絵本の読み聞かせ以外には何をしようかと頭をひねらせ、タイムテーブルをつくり、
その次はもう本番、だったのにはびっくりでした。


名札をかねたおめん作りに始まり、
手遊び、
食関係の絵本、
せっかくのお寿司屋なのでカウンター見学、
待ってる時間のおしぼりアート、
お食事、
再び絵本の読み聞かせ、
と、進みまして、
最後はスズメバチの巣の解体に終わりました。


スズメバチの巣は、十年前、開店してすぐのころ、縁起物だということでいただいたそうです。
しかしさすがにぼろぼろになり、いい機会だからと子供たちにこわしてもらうことにしたのです。


参加してくれた子供たちは、みんなパワー溢れる子供たちで、
わたしも普段の数倍のパワーで子供たちと接しました。


お名前を知るためのお面にも、のびのびと絵をかいてくれましたし、
まあ、みんな途中で外れてしまいましたけど(笑)、
それまでにだいぶ覚えられたのでヨシです。



きらっきらした子供たちの目は、わたしの心をワクワクさせてくれました。
子供たちと一緒に楽しむことを目標にしたわたしですが、
今思えば子供たちの存在がすでに、わたしの目標を達成させてくれていました。




いやいや「一緒に」が、重要ですからね。
ここからです。




さて、簡単に自己紹介した後、手遊びをして静かになって、
食に関する絵本の読み聞かせ。
とはいえそんな難しいものではありません。
食に関するとはいっても、
お父さんが料理を作る話と、お寿司が世界旅行をする話など。
楽しいものばかりです。


その後みんなでちょっと体を動かしてから、
わが父上の仕事ぶりを、カウンターからのぞき込みました。
カウンターに乗りあがる子たちもいて、やっぱり気になるんだなあと、
子供たちの好奇心に感心しました。


みんな手を洗って、おすしが出てくるまではおしぼり遊びを。
ネコを作りました。
子供たちはお母さんと一緒にはしゃいでおしぼりをいじります。
可愛いネコさんたちがたくさん生まれました。


お母さん方はランチのちらしずし、
子供たちにはえびとたまごのにぎりに、てっか巻きかっぱ巻きなっとう巻き。
みんなのしあわせそうな笑顔に、わたしはうれしくなります。


食事の後は思わず笑っちゃう絵本を三冊ほど読みまして。


みんなで、はちの巣を解体しました。
こわしていくと、なかには層になった六角形の各部屋がよく見えて、
たまごや、最後には干からびて軽くなったはちが一匹出てきました。
「生きてない? 生きてない?」
と、おっかなびっくり触る子供たち。
可愛いなあ、可愛いなあと心の中で呟いていたわたしは、
どれだけ子供たちにメロメロにされてしまったのでしょう・・・・・・。


しかし子供たち、本体の巣はもう、夢中になって派手にこわすこわす。
楽しそうだと、わたしも手を伸ばしてかなりこわしました。


こうして、お話を聞いて、踊って、食べて、ぶっこわすという、
やること盛りだくさんだったイベントはにぎやかなまま幕を閉じました。


みなさん笑顔で帰ってくださったので、
わたしは胸を撫で下ろすことができました。


子供たちと一緒に楽しむという目標は、自分の側は確実に達成されました。
こんなに充足感に満ちていていいのだろうかと不安になるほどです。
自分が満ちている分、子供たちは?
笑顔を疑うわけではないのですが、終わるとどうしても頭に浮かんできてしまう疑問です。
疑問と言うよりも、疑惑、つまるところ不安で、自信がない。





けれど、
やってよかったとは思えたので、やってよかったと思います。




「やる意味」の答えが完全に花開くのはまだ先です。

またやるとなった時には、同じところでつまづくのは目に見えてます。
でも、そこに石があるとわかれば、避けることもまたぐことも出来るし、
出来なくても、転ぶ覚悟は出来ます。

何のために、誰のためにやるのか。
わたしはそこを考えなければならない。

何故やるのか、本当に他人は自分のなすことを求めているのか。
これは小説を書いていても、常にさいなまれる不安です。
特に、読み聞かせは「趣味」なので自分の行動がどういう結果をもたらすのか、
自分がどう責任を取れるのか・・・・・・。

わたしは、そう、覚悟が足らないのかもしれません。
小説に関しては、とことん突き詰める覚悟があります。
自信はありませんし、足元揺らぐこともしょっちゅうですが、
小説は、自分の生み出すもの、それに対して責任は持ってます。
持ってるつもりです。

読み聞かせは今まで、趣味の範囲を出るものではなかった。
そもそも始まりは妹を寝かしつけるための手段です。

けれど、小説も、趣味の範囲を出なかった時期もあります。
そこから夢へと、覚悟できたのは相肩からもらった言葉があったからです。

もしかしたら今、読み聞かせも、ただの趣味ではなくて、
覚悟を持ち、挑まなければならないものに、なったのかもしれません。





・・・・・・なんて、ぐちゃぐちゃ考えるのは無意味ですかね。
それとも覚悟は本当はしてて当然のものでしょうか。

でも、持っていないのがわたしなのです。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、自己改革できればいいのですが。
でもそんなことをしたら自分ではなくなってしまう気もする。

では自分って何なんだという話にぶち当たり、
迷走し始めたので、今回の話はこの辺で終わりにしておきます。




最後に、来てくださった方々、みにまむさん、noraさん、
本当にありがとうございました。
楽しかったです!! またやりたいのは本心です!!



お父さんも、お疲れ様でした。
今更ながら、十周年おめでとう。これからもよろしく!!
言う必要もないと思うけど、がんばって!!
何があっても応援して、支えたいと思ってます。



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Posted by ひかる at 16:28│Comments(2)読み聞かせ
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夏休み♪親子おはなしランチ会【工房★とらいあんぐる】at 2009年08月14日 02:55
この記事へのコメント
子供たちはきっと喜んでいたと思いますよ。
楽しいからこそ笑顔になるものです!

自分探しって本当に難しいです。
そんな中、読み聞かせという可能性を見つけられたことは大きな一歩だった思います。
積み重ねが力になることをv
Posted by yui at 2009年08月11日 02:03
ありがとうございます!!

力になれば本当にいいです。
なるようにがんばります!!
Posted by てるよしてるよし at 2009年08月11日 15:00
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きらっきらした瞳を。
    コメント(2)